ソラシドエアは1日から、地球環境保全に配慮した取り組みの一環として、機内ドリンク提供用として使用していたプラスチックコーティングされた紙コップを「間伐材」を使用した素材へと変更した。紙コップ用のフタ、ストローも紙製素材に変更している。
間伐材素材への変更は、運航する九州、沖縄を中心とする全便(14路線78便/日)を対象に。すでにマドラーは、木製マドラーに変更している。「機内ドリンク提供用の機内物品を環境に優しい素材でそろえ、安心して利用できるようにした」と同社。
同社はこれまで、航空機による温室効果ガス排出量および燃料使用量の削減のほか、運航方式、空港&機内オペレーション、機体整備、機材による燃費向上に取り組んでいる。
間伐材は、一部の木を伐採することで残った木の成長を促し、森林の健康を守る材木として、さまざまな分野で注目されている。
「間伐材」を使った新しい紙コップ